大和言葉の中の弥生語9-パ行のプ、ピ、ぺは「大自然の意志と力の世界」です
従来の「ヒフミの言葉」とは、最後が百千萬(モマチヨロズ)で終わり、単に「増殖」の意味の言葉ですが、古代弥生語であるこの言葉は、実は「エネルギー保存の法則」と「エントロピ―の法則」を述べた言葉です。
従来の「ヒフミの言葉」とは、最後が百千萬(モマチヨロズ)で終わり、単に「増殖」の意味の言葉ですが、古代弥生語であるこの言葉は、実は「エネルギー保存の法則」と「エントロピ―の法則」を述べた言葉です。
現在のハ行は奈良時代以前の古代日本ではパ行でした。その名残りをとどめているのは、沖縄の宮古島の言葉です。この地方では、歯(ハ)のことをパといい、晴れはパレと言っています。
ナ行の弥生語は「秩序の世界」です。「秩序」の意味を持つナ行なのに、動く意味を持つ母音、u(ウ)がついて「ヌ」となると「無秩序」というまるで反対の意味の言葉になるところが面白いです。
弥生語では、タ行は「物量」を表す言葉です。例えば、「お金をちまちま積んで富み沢山ためる」これ全て、弥生語から来ています。その論証をします。
サ行の言葉は弥生語のエネルギーとしては「無くする・空」から「吸い込む」力を持つ言霊として「引き寄せる力」があるところから、「サ行の車は売れる」というジンクスも生まれたようです。
スサノヲの神が、実は、祓戸大神(はらえどのおおかみ)であることを弥生語から論証できます。祓戸大神はもともと記紀編集の段階で、弥生語パラぺトノィヲという表現を神名に変えたものなのです。それと、日本の車種の名がレクサスやセルシオのようにサ行が何故多いのかご存知ですか?
古代弥生語のカ(k)行は「変化の世界」を表します。また、同じコでも、動くコと動かないコとがあって、現代の日本語よりももっと繊細に自然を表現する言葉です。
一霊四魂とは、直霊(なおひ)という一霊と奇魂(くしたま)・幸魂(さちたま)・和魂(にぎたま)・荒魂(あらたま)の四魂という構図は誤りで、「一霊すなわち四魂である」という正解がその出所である「神文」にしっかりと記されています。
弥生語の基本中の基本、a(ア) o(オ) u(ウ) i(イ)の単母音とau(ア) ou(オ) iu(イ) ai(エ)の二重母音の合計の八母音の解説をします。
弥生時代に最も活躍したのが倭人天族で、彼らが大和朝廷を打ち立て、彼らの使う言葉が弥生語だったのです。よって彼らの宗教である神道の用語や祝詞には数多くの弥生語があるのです。