どんな学者もどんな古神道家も知らない「天津祝詞の太祝詞」 その1

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真実の「天津祝詞の太祝詞(あまつのりとのふとのりと)」を求めて

仏教に、般若心経(はんにゃしんぎょう)というお経があります。

多くの人が聞いたことがある、名前だけは知っている、と答えられると思います。

そこに次のようなことが書かれています。

ある日ある時、観自在菩薩(かんじざいぼさつ)というえらいお坊さんが、いつものように「悟りに至る智慧」の行(ぎょう)ぎょうをしていると、その日、突然に天から閃き(ひらめき)が下りてきて「目に見えるこの世はすべて何の実体もなく夢幻(ゆめまぼろし)の映画である」と実感する悟りを得ると同時にこの世の一切の苦しみや災難を消滅させる不思議な悟りの呪文を授かったというのです。

その悟りの呪文は、「度一切苦厄(どいっさいくやく、すなわち一切の苦しみや災難を解決することができ)」また「能除一切苦(のうじょいっさいくやく、つまり一切の苦しみをよく取り除くことができる)」と保証しているのです。

その悟りの呪文によって、どんな病気でも貧乏でもどんな問題でもどんな苦しみでも解決することが出来るというのです。

それは、最高の呪であり比べようもない呪であり神のように全知全能を可能にする呪だというのです。

その呪文の効能の秘密は、「ガーテイ ガーテイ ハラガーテー ハラソーガーテー」という呪の中にある、というのです。

信じられますか?

ほんとうにそんな世界がどこかにあると思えますか?

ところが、わが神社神道にも同じような秘密の「祓い言葉」があるといいます。

それは「大祓詞(おおはらいし)」と言われるもので少し大きな神社などに行くと、その冊子や祝詞(のりと)が授与されています。

その「大祓詞(おおはらいし)」にも、般若心経と似たようなことが書かれているのです。

ありとあらゆる一切の罪穢(つみけがれ)が「天津祝詞の太祝詞(あまつのりとのふとのりと)」の神語(かみご)を唱えることによって消滅する、というのです。

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大祓詞前段

そういうわけでここでは、なにはともあれ、その「大祓詞」というものを、少し長いのですが引用してみます。

「高天原に神留り坐す 皇親神漏岐 神漏美の命以ちて
たかまのはらにかむづまります すめらがむつかむろぎかむろみのみこともちて

八百萬神等を神集へに集え賜ひ 神議りに議り賜ひて
やほろずのかみたちをかむつどへにつどへたまひ かむはかりにはかりたまひて

我が皇御孫命は 豊葦原水穂國を 安國と平けく知ろし食せと
あがすめみまのみことは とよあしはらのみづほのくにを やすくにとたひらけくしろしめせと

事依さし奉りき 此く依さし奉りし國中に 荒振る神等をば
ことよさしまつりき かくよさしまつりし くぬちに あらぶるかみたちをば

神問はしに問はし賜ひ 神掃ひに掃ひ賜ひて
かむとはしにとはしたまひ かむはらひにはらひたまひて

語問ひし磐根 樹根立 草の片葉をも語止めて 天の磐座放ち
こととひしいはね きねたち くさのかきはをもことやめて あめのいはくらはなち

天の八重雲を伊頭の千別きに千別きて 天降し依さし奉りき
あめのやへぐもをいづのちわきにちわきて あまくだしよさしまつりき

此く依さし奉りし四方の國中と 大倭日高見國を安國と定め奉りて
かくよさしまつりしよものくになかと おほやまとひだかみのくにをやすくにとさだめまつりて

下つ磐根に宮柱太敷き立て 高天原に千木高知りて
したついはねにみやばしらふとしきたて たかまのはらにちぎたかしりて

皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて 天の御蔭 日の御蔭と隠り坐して
すめみまのみことのみづのみあらかつかへまつりて あめのみかげ ひのみかげとかくりまして

安國と平けく知ろし食さむ國中に成り出でむ 天の益人等が 過ち犯しけむ
やすくにとたいらけくしろしめさむくぬちになりいでむ あめのますひとらが あやまちおかしけむ

種種の罪事は 天つ罪 國つ罪 許許太久の罪出でむ 此く出でば
くさぐさのつみごとは あまつつみ くにつつみ ここだくのつみいでむ かくいでば

天つ宮事以ちて 天つ金木を本打ち切り 末打ち断ちて
あまつみやごともちて あまつかなぎをもとうちきり すえうちたちて

千座の置座に置き足らはして 天つ菅麻を本刈り断ち 末刈り切りて
ちくらのおきくらにおきたらはして あまつすがそをもとかりたち すえかりきりて

八針に取り裂きて 天つ祝詞の太祝詞事を宣れ
やはりにとりさきて あまつのりとのふとのりとごとをのれ

以上が「大祓詞」前段です。

長いので「「大祓詞」後段」は次回にします。

お知らせ

この度、アマゾンのKindle版電子書籍として、「天津祝詞の太祝詞の発見」ーどんな学者もどんな神道家も知らない天津祝詞の公開ー萩原継男著、という本を出版しました。

ここで「弓前文書(ゆまもんじょ)の神文(かみぶみ)」に秘蔵されていた「原典の<祓い言葉の言語>としての<天津祝詞の太祝詞>」を本邦ではじめて公開することにしました。「天津祝詞の太祝詞の発見」の本ご高覧頂けたら幸いです。

古事記には 「中臣氏(なかとみし)の始祖である天児屋命(あめのこやねのみこと)がフトノリトを宣る」という記事があり、大祓詞 の行事の際には、占部氏が「天津祝詞の太祝詞事を宣れ」と言い、肝心の「天津祝詞の太祝詞」は中臣氏が実際に奏したという伝承が残っています。
それもそのはず、その「最も神聖な祓いの神言」を伝承し唱える資格を得ていたのは、奈良に大和朝廷ができる以前の九州時代から、中臣氏の先祖である中津(なかつ)・弓前(ゆま)一族が大君側近の祭祀種族として、お仕えしていたからです。そしてその「天津祝詞の弥生語からなる原典」はその中臣氏の分れである藤原氏九条家今野(いまの)という朝廷の有職故実を専門とする家に秘伝されていました。
そして今、この令和の御代に、その時を経て、長い間、その発見が渇望されていた原典の祓いの言葉「天津祝詞の太祝詞」そのものが公開されることになりました 。

本書の目次

まえがき

第一章 本居宣長の「大祓詞全体」が「天津祝詞」という説

第二章 「秘伝の天津祝詞はあった」とする平田篤胤説

第三章 「天津祝詞」 は「トホカミエヒタメ」いう鈴木重胤説

第四章 先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)の「一二三(ひふみ)祝詞」の「天津祝詞説

第五章 真の「天津祝詞の太祝詞」を発見するまで

あとがき ー「天津祝詞の太祝詞」の効能ー

上巻・中巻に引き続き「スゴすぎる古代弥生語の衝撃:下巻: 前代未聞の国語のルーツ Kindle版」をアマゾンから 今日出しました。
ご笑覧頂けたら嬉しいです。
レビュー コメントなど頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。萩原

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