大和言葉の中の弥生語11ーヤ行は「垂直因果の関係を表す」です
香取の神はフツヌシと共にイワイヌシとも言われますが、「伊波比主」の表記は正しいですが、「斎主」は大きな誤りです。香取の神の親神は「磐筒男・磐筒女」と香取の匝瑳神社にしっかり表記されているように「磐の意志という意味の<イワイヌシ>」なのです。ただし「祭主の意味の斎主(イワイヌシ)」の表記は間違いです。
かむながらの道の宇宙と日本古代の歴史と言葉
香取の神はフツヌシと共にイワイヌシとも言われますが、「伊波比主」の表記は正しいですが、「斎主」は大きな誤りです。香取の神の親神は「磐筒男・磐筒女」と香取の匝瑳神社にしっかり表記されているように「磐の意志という意味の<イワイヌシ>」なのです。ただし「祭主の意味の斎主(イワイヌシ)」の表記は間違いです。
弥生語のマ行は「目に見える世界」を表し、これと対になるのがパ行です。これを「マパ」の二重構造といいます。般若心経的に言えば「色即是空」。マはパの鏡であり、影です。
従来の「ヒフミの言葉」とは、最後が百千萬(モマチヨロズ)で終わり、単に「増殖」の意味の言葉ですが、古代弥生語であるこの言葉は、実は「エネルギー保存の法則」と「エントロピ―の法則」を述べた言葉です。
現在のハ行は奈良時代以前の古代日本ではパ行でした。その名残りをとどめているのは、沖縄の宮古島の言葉です。この地方では、歯(ハ)のことをパといい、晴れはパレと言っています。